将来の「夢」なんて、 考えたこともなかった。
養護施設を出て、 ただ「生きる」ために 会社に就職して二年――。
夢の奨学金と出会ったとき、 ふと思い出したのは、 高校時代に通っていた カフェのマスターのこと。
バリスタになって、 人と人がつながる場所をつくりたい。
僕にとってはじめての「夢」は、 今、「目標」になった。
夢の奨学金 第四期奨学生・レコールバンタン・ 宇野涼太さん
児童養護施設や
里親家庭を卒業する、
毎年約2,600人の
子どもたち
厚生労働省「社会的養育の推進に向けて」令和4年3月31日
児童養護施設や里親家庭で暮らす全国約35,000人の子どもたち。そのうちの約2,000人が毎年18歳になり、施設や里親家庭を卒業していきます。施設や里親家庭を出た子どもたちは住居や生活費を自分で稼がなくてはならず、大学進学率は17.8%と、全高卒者の33.9%と比べてきわめて低い割合です。夢を抱く子どもの学びたいという気持ちに応え、すべての子どもに平等にチャンスが与えられるために。私たちになにができるでしょうか。
日本財団子ども
サポート基金とは?
あなたの大切な
寄付を、
子どもと社会の
未来へつなぐ
日本財団では、貧困や家庭環境、難病など、さまざまな原因で「生きにくさ」を抱える子どもたちを支援しています。すべての子どもたちが未来への可能性を手にできる社会をつくるため。日本財団が責任をもって、寄付者の想いをつなぎます。
児童養護施設や里親家庭で
育った子どもへ、
平等に機会が
与えられる夢の奨学金
社会的養護のもとで 育った若者のための 給付型奨学金制度
奨学生の声
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養護施設を出て、突然の自立・自活は、わからないことだらけ。卒業後の進路に大学進学も考えましたが、先々の生活の不安から、就職を選択しました。しかし、もやもやした気持ちで働くなかで「夢の奨学金」と出会い、バリスタの夢を志すように。今はキャリアスクールに通いながら、カフェで修行中。将来は海外で仕事をすることを目標に、語学も勉強中です。
第4期奨学生・レコールバンタン
宇野涼太さん
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高校の時に受けた介護の研修で、心と体の両方のケアができる人になりたいと思って、その時に看護師になろうと決めました。進学のためのお金は奨学金が頼り。周囲からは進学に反対され、自分で「夢の奨学金」を見つけて、書類も提出しました。お金のサポートはもちろん感謝していますし、奨学生仲間とは、気持ちが下がっていても会うと元気をもらえます。
第3期奨学生・看護専門学校
中川咲夏さん
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他の奨学金に比べて、とにかく金額が大きいのでびっくりしました。応募することにしましたが、基本的に"不安がり"なので、結果が来るまでドキドキしっぱなし。応援してくれていた里親さんはこの時、本当にありがたいことに『(学費を)出してあげようか』と手を差し伸べてくれようとしましたが、自力で何とかしたいと思いました。もちろん、お金はありがたいです。でも、僕にとっては、奨学生同士の交流の場があることが、本当にありがたい。交流会に出ることで、自分では持っていない視点を、奨学生仲間からたくさん得られています。
第3期奨学生・HAL名古屋専門学校
河原崎光希さん
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子どもたちのために役立てます。
「日本財団子どもサポート基金」では、子ども第三の居場所、難病児支援や、社会的養護出身者の奨学金を含む、包括的な「生きにくさ」を抱える子どもたちへの支援や、子どもたちが未来に明るい希望を持てるような事業を行ってまいります。機会が十分に与えられていない日本の子どもたちの可能性を広げるために、あなたの力が必要です。
日本財団の3つの特徴
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