難病と向き合う毎日に、 家族と向き合うひとときを

いつも「痛い」って 表情をしていた。

生まれながらに、 医療的ケアなしでは 生きられない、次男。

そんな次男がここでは 「ふっ」と笑う。

「楽しいんだな」ってわかるから、 私も一緒に笑顔になる。

緊張、不安、痛みから解放されて、 もしかしたら自宅よりも――、 家族が家族らしくいられる場所。

だから、長男も、長女も、夫も。 家族みんなが、笑っている。

医療型短期入所施設「もみじの家」利用者 武井・ダマセノ・うららさん